2009年10月19日
稲作文化とコメのありがたさを伝え、五穀豊穣に感謝する「抜穂祭」が18日、加里屋西沖の大石神社(飯尾義明宮司)の神田で行われ、秋晴れの下、早乙女らが稲を刈り取った。
平成16年から6月の「お田植祭」と合わせて実施。今年もこうべを垂らした「ヒノヒカリ」が黄金色に実った。
神事に続いて、菅笠、着物姿の関西福祉大学の女子学生が扮する早乙女がお囃子の流れる中、古式ゆかしく収穫した。
早乙女に手を添えられて稲刈り体験した尾崎の末政穂波ちゃん(3)は「田植えもしてみたい」とにっこり。収穫したコメは神前に供えられ、来年1月ごろに市内の老人ホームに贈られる。
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