2008年03月08日
今年も発刊された冊子「千種川の生態」
赤穂ライオンズクラブ(中村良廣会長)は千種、佐用、上郡、相生の4クラブと共同で昨秋に実施した水生生物調査の結果を冊子「千種川の生態」(A4判34ページ)にまとめた。35回目の節目ということもあり、昭和51年以降の採集データーなども掲載している。
水生生物調査は35年間続く同クラブの恒例事業。昨年9月、会員と小中高生ら約480人が流域64カ所で川に入り、カゲロウやトビゲラなど川に棲む生き物を採取した。
赤穂市内では高雄、大津川など6カ所で調査。有年橋、北畠、下高野では、きれいな水質でしか生息できないとされるヒラタカゲロウ、ナガレトビゲラが多く見つかり、水質階級I(きれいな水)と判定。残りの3地点はII(少しきたない水)と判定された。
参加者の感想文も掲載。高雄小6年の小川陽平君は「千種川の上流はどれだけ水がきれいなのか、どんな生物がいるのかすごく楽しみ」と感想を寄せている。
掲載紙面(PDF):
2008年3月8日(1783・1784号)3面 (11,006,015byte)
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