2009年11月07日
修学旅行で訪れた北泉岳寺で義士の墓に手を合わせた赤穂中生徒
2泊3日でこのほど北海道を修学旅行した赤穂中学校が義士ゆかりの北泉岳寺(皆上泰信住職、砂川市)を訪問。義士の墓に手を合わせた。
同寺にある四十七士の墓は昭和28年に東京・泉岳寺の墓土を埋葬して建立。毎年12月14日の「北海道義士祭」では墓前祭と義士パレードを行っている。
赤穂市から修学旅行で同寺を訪問したのはこれが初めて。バスで到着した3年生140人を義士はっぴを着た菊谷勝利市長、北海道義士会の北谷文夫会長らが出迎えてくれたという。
生徒らは神妙な面持ちで墓参り。生徒を代表してあいさつした鵜崎帆波さんは「赤穂以外にも義士の墓があり、義士を愛してくれていることに、とてもうれしい思いがした」と語った。
西川祐二校長は「思いがけないほどの歓待を受けて驚いた。生徒にとっても義士の広がりを実感できたのでは」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2009年11月7日(1869号) (8,167,469byte)
コメント
義士の街赤穂から中学生が修学旅行の一つに北泉岳寺を選んだという英断に感動しました。
私も、10月から高校生を対象に地域の歴史(忠臣蔵を中心に)の講座を担当しています。
若者が支持しない文化は衰退します。忠臣蔵は若者に支持される意義を持っています。
大人の責任として、その任務を果たす実践にエールを送りたいと思います。
投稿:赤穂朗史 2009年11月13日
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