赤穂民報

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水害の行方不明者を捜索

2009年11月07日

  • 草をかき分けて遺留品を捜す高雄地区の住民たち

    草をかき分けて遺留品を捜す高雄地区の住民たち

 今年8月に佐用町などを襲った豪雨災害でまだ2人の行方がわかっていないことから、高雄地区まちづくり連絡協議会(澗口輝幸会長)は7日、千種川の一斉捜索を行った。
 同地区では毎年11月第1土曜日を「ボランティアの日」とし、自治会、老人会、PTAなどが合同で清掃活動を実施。今年は参加者およそ900人のうち約2割を行方不明者の捜索活動に振り向けた。
 中山頭首工からJR千種川橋梁までの約7キロを自治会単位で分担。生い茂る草むらを長棒でかき分けながら手掛かりを捜した。3人の孫がいる高雄の磯野克義さん(64)は「この話を聞くたびに胸が締め付けられる思い。なんとか見つかってほしい」と沈痛な表情で捜索に加わった。
 この日の捜索で、子どもサイズの靴、水筒など数点が見つかり、警察に鑑定を依頼するという。


社会ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2009年11月14日(1870号)3面 (9,817,560byte)


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