2009年11月08日
赤穂市は5日、市が保有する資産と負債をまとめたバランスシート(貸借対照表)など平成20年度財務書類を発表した。
「市民にもわかりやすい形で財政状況を情報提供する手段」として平成13年度から毎年作成。今回から総務省が推奨する「総務省方式改訂モデル」に作成方法を変更した。
発表された書類によると平成21年3月末現在、市が所有する道路、公園など「資産」は1083億円(前年度比25億円減)。市債の発行残高や退職手当引当金など将来返済しなければならない「負債」は352億円(同26億円減)で、純資産は731億円(同1億円増)となった。
これを市民一人当たりの数字に置き換えると、資産210万2000円、負債68万2000円、純資産142万円となる。
市財務課は「前年度と比べて負債の割合が減少していることから、将来負担が減少傾向にある」としている。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2009年11月21日(1871号)1面 (7,960,573byte)
コメント
公園はまだいいとして、道路まで資産計上するなんて粉飾に
近いのではないだろうか?
会社の持ちビルなどとは違い、売却はまず不可能なのだから。
所詮数字合わせの為のごまかしでは発表も意味が無い。
今すぐ精算したらいくらになることやら・・・。即現金化出来る資産
などほとんどないし、買い手がつくような施設も少ないだろう。
投稿:ぽこぺん 2009年11月08日
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