2009年12月09日
まちづくりに対する市民の意向を把握しようと、赤穂市が全世帯対象に実施したアンケート調査の結果がまとまり、8日発表された。希望する赤穂市の将来像(1人2つまで選択可)について、「保健・医療・福祉サービスが整った福祉医療都市」を選んだ人が45・7%で最も多かった。重要度の高い市の取組を尋ねた質問でも「医療体制」が最上位となり、市民が“医療の充実”を強く望んでいることがうかがえる。
アンケートは、平成23年から10年間の市政指針となる第4次総合計画の検討資料とするために実施。今年7月に無記名式の調査票を各世帯に配布し、全世帯の約7割に当たる1万3822票を回収した。
市の取り組みに対する満足度を問う質問で、「満足」「やや満足」を足した割合が上位だったのは、▽生活環境の整備(49・2%)▽自然環境の保全(29・3%)▽幹線道路の整備(23・0%)の順。反対に「不満」「やや不満」の合計は、▽中心市街地の魅力とにぎわいの創出(36・5%)▽高齢者や女性に対する就労支援・雇用の確保(36・0%)▽医療体制(28・8%)が多かった。
重要度を問う質問では、「医療体制」について「重要」「やや重要」と答えた人が63・5%で最多。▽自然環境の保全(61・8%)▽高齢者福祉の取組・介護保険制度(58・8%)と続いた。
「これからも赤穂市に住みたいか」との問いは、▽ずっと住み続けたい(53・4%)▽できるなら住み続けたい(29・2%)という結果となり、“定住”を希望する人が8割を超えた。▽いずれは転居したい(4・4%)▽すぐにでも転居したい(1・0%)と回答した人がその理由に選んだのは、▽買い物などの日常生活に不便(33・9%)▽通学・通勤に不便(22・6%)▽地域の行事や近所づきあいがわずらわしい(20・6%)などが多かった。
アンケート結果について市は「市内9地区で開催中の地区別ワークショップの結果とあわせて、基本構想の参考資料としたい」としている。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2009年12月12日(1874号)1面 (10,225,262byte)
コメント
市民病院にかかっています。
医者から出される薬が診察室を出てからじゃないとわからないのが
ものすごく不便です。
いままで何度も必要な薬が書かれていませんでした。
こんな何度もあると病人を適当にみているように思ってしまいます。
薬屋に紙をもっていって、薬をもらう時にはじめて必要な薬がないことに
気がついて、また薬屋に病院に問い合わてもらっています。
薬屋から病院に問い合わせても、すぐに返事がこないということで、いちど
帰宅してからまた薬屋に行かなければならない。
移動は自転車です。
医者の間違いで病人が苦労するのはとんでもない迷惑です。
岡山の病院は診察室を出る前に先生から薬の紙をもらえます。
先生から紙に書いている薬の説明もあります。
岡山にできて赤穂にできないことはないと思います。
投稿:迷惑な市民病院 2009年12月11日
医療に関して良き対策を期待します。何か誇れる赤穂市を作ってもらいたいものです。
どれも大事な案件ですが、命あってこそです。これからを楽しみにしてます。
投稿:定住希望 2009年12月10日
アンケート結果を踏まえて市民の意向に沿うような成果に繋がるような基本構想になるように願います。
でも回収率が7割でその80%だと全世帯からみると5割ちょっとですよね。
投稿:市民 2009年12月10日
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