赤穂民報

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もちつきで世代交流

2009年12月19日

  • 地域で協力して行われた交流もちつき大会

    地域で協力して行われた交流もちつき大会

 地域の結びつきを深めようと、歳末たすけあい運動の一環として「三世代交流もちつき大会」が18日から市内各地区で始まった。
 20年以上続く伝統行事。坂越公民館では19日、大人から子どもまで約80人が参加した。薪の火で蒸したもち米を中学生らが交代でつき、すばやく屋内へ。主婦や女子中生らが直径6センチほどに手早く丸めた。
 強い寒気の影響で、外は冷たい風が吹き抜けた。坂越中2年の引本啓介君(14)は「みんなで一つのことに取り組むのが楽しい」と力いっぱいきねを振るった。西之町の主婦、入江多恵子さんは「子どもたちが気合いを入れてついてくれた。頼もしいですね」と笑顔で話していた。
 もちつき大会は12月24日までに全14カ所で実施。もち米約2トンで約2万5000個のもちを作り、一人暮らしの高齢者約1800人に配られる。


ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2010年1月1日(1876・1877号)4面 (10,419,203byte)


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