赤穂民報

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義士の結束を連凧で表現

2010年01月09日

  • 民俗資料館に展示されている「義士連凧」

    民俗資料館に展示されている「義士連凧」

 大石内蔵助ら四十七士の版画を絵柄にした連凧が加里屋の赤穂市立民俗資料館(片山★一館長=★は金に英)に展示。糸で結ばれた凧で義士の絆を表している。
 作ったのは、一昨年の夏に「義士風鈴」を考案するなど自作の義士版画を活用した作品を手がける元塩町の版画家、佐野正幸さん(69)。江戸後期の浮世絵「誠忠義士四十七個之像」を参考に彫った義士一人ずつの木版画47点を障子紙に単色刷りし、縦横約40センチのひし形凧に仕立てた。
 表門隊と裏門隊に分けて凧糸で連結。佐野さんは「固く結ばれた義士の絆を思い浮かべてもらえれば」と話している。
 別の義士版画をあしらった行灯、討ち入り装束をイメージした「開運義士だるま」も展示。1月31日(日)まで。水曜休館。入館料は大人100円、小中学生50円。Tel42・1361


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2010年1月16日(1879号)3面 (10,313,733byte)


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