2010年01月27日
市民病院であった災害訓練
大規模事故による負傷者の大量受け入れを想定した災害訓練が27日に赤穂市民病院で行われ、職員と救急隊員ら約110人が緊急時の役割を確認した。
「山陽道で大型観光バスなど7台が衝突」という想定。関西福祉大の学生が扮する“負傷者”が次々に運び込まれた。救急隊員がけがの部位、性別、年齢などを医師と看護師に引き継ぎ、治療の優先度を見極めるトリアージを行った。
同病院は西播磨西部区域で唯一の災害拠点病院で、平成10年から災害訓練を毎年実施。今回は患者を処置室から手術室や入院病棟まで移動させる院内搬送も行い、実際に要する人員を確認した。
訓練統括管理者の大井克之救急部長(47)は「それぞれの持ち場が連携し、スムーズに動けていた」と評価した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2010年2月27日(1884号)3面 (9,490,993byte)
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