2010年01月31日
めい想のメリットを話すタニヨーさん
タイ出身の僧侶から、めい想の要点を教わる催しが31日に赤穂市民会館であり、約30人が体験した。
タンマガーイ寺院日本別院の総住職補佐で日本に留学中のコンカーラッタナラック・プラポンサックさん(32)=法名・タニヨー=が来穂。
オレンジ色の法衣をまとったタニヨーさんは、めい想中の脳を撮影したMRI画像をスクリーンに映し、科学的に能波の変化を紹介。「心の安定と集中を図ることでストレス解消にもつながる」と実技へ移った。
「すべての幸福が体に入り、逆に悩みや悪いことが出ていくことをイメージして」と呼吸時の気持ちの持ち方を指導。「両親の顔や好きな果物などを思い描きましょう」と意識集中のコツを伝えた。
「心や考え方が変われば、言葉、行動、習慣、性格、そして運命が変わる」とめい想から始まる連鎖を説いたタニヨーさん。「めい想は宗教ではありません。誰でも、いつでもできるので続けてみて」と話した。
夫婦で参加した北野中の吉川憲正さん(78)は「いやなことを忘れて気持ちがスッとした。健康にも役立ちそう」と明るかった。
体験後、参加者らはグリーンカレーとタイ風卵焼きの調理実習を行い、会食で交流した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2010年3月6日(1885・1886号)4面 (14,306,337byte)
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