2010年02月20日
「こうやく病」とみられるやなぎ公園のソメイヨシノ
加里屋中洲の「やなぎ公園」で、サクラの幹が黄緑色に変色しているのがこのほど見つかった。市公園施設管理協会は「樹皮にコケやカビが生える“こうやく病”」と診断し、治療を施すことにしている。
病気になっているのは樹齢約50年のソメイヨシノ。9本植わっているうちの2本で、幹の表面がこう薬をべったり塗りつけたように変色している。
同協会によると、「こうやく病」は、樹液を吸ったカイガラムシが出す分泌液にコケやカビが繁殖するのが原因で、老木がかかりやすい。「人体には無害」という。
同協会は「今のところ、倒木の危険はなさそう。できれば治療してあげたい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2010年2月20日(1883号)3面 (9,739,498byte)
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