2010年02月23日
2月22日午前11時40分ごろ、赤穂市加里屋中洲の赤穂幼稚園で、年少組男児が水の入っていない水槽の内側に転び、全治約1カ月の重傷を負った。
同園によると、事故があったのは帰宅する園児を保護者らが迎えに来た時間帯。けがをした園児は正門を入ってすぐの場所にあるコンクリート製水槽(深さ約50センチ)のへりから誤って転落した。直後はあごのすり傷程度とみられていたが帰宅後に腹痛を訴え、病院で左腎外傷と診断。そのまま入院した。
同園の話では、かつて水槽でコイなどを飼育していたこともあったが、「園児が溺れると危険」とここ数年は水を抜き、中に花鉢を置いていたという。
同園は市教委と再発防止策を相談し、事故翌日の23日に水槽に土を盛る花壇化工事を実施。金谷園長は「普段から水槽で遊ばないように教えていただけに残念。早く元気になってほしい」と話している。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2010年2月27日(1884号)4面 (9,490,993byte)
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