赤穂民報

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津波に備えて防潮扉を閉鎖

2010年02月28日

  • 防潮扉を閉鎖する市職員=2月28日午後3時33分、中広の赤穂港

    防潮扉を閉鎖する市職員=2月28日午後3時33分、中広の赤穂港

 チリ大地震による津波注意報発令に伴い、赤穂市は2月28日午前10時半、災害警戒本部を設置した。津波の影響を受ける可能性がある沿岸部及び内水部の防潮扉、樋門計104カ所のうち90カ所を午後4時までに閉鎖。残りの14カ所については、昨夜降った雨水を排水するために閉鎖せず、職員が現場で対応する。「沿岸部では高台に避難し、海岸及び河口付近に近づかないでください」と警戒を呼びかけている。
 神戸海洋気象台は同日午前9時33分、兵庫県瀬戸内海沿岸に津波注意報を発令。「0・5メートル程度の津波が午後4時ごろ到達」との予想を発表した。場所によっては予想より高くなる可能性がある。
 潮位は、御崎、坂越、福浦入電の3カ所で職員が目視。午後4時現在で観測基準面(DL)に対しプラス80センチだったという。
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 気象庁は同日午後11時36分、兵庫県瀬戸内海沿岸の津波注意報を解除。赤穂市は3月1日午前0時で災害警戒本部を廃止した。


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