赤穂民報

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災害と火災のない一年願う

2010年03月07日

  • 防災センターに会場を変更して行われた赤穂市消防出初式

    防災センターに会場を変更して行われた赤穂市消防出初式

 赤穂市の消防出初式が7日、加里屋の防災センターで行われ、消防職員、団員をはじめ関係者と来賓約670人が火災や災害のない一年を願った。
 豆田正明市長は「消防人としての高い誇りと職務の重要性を深く認識し、あらゆる災害に即応できる心身鍛錬に努めてほしい」と式辞。望月昌次・消防団長が「昨年は火災による死者が市内で7年ぶりにゼロだった。今年も防火防災活動の推進にさらなる精進を」と訓示した。
 式典では、消防功労者や防火防災作文コンクールで優秀賞だった坂越中2年の三輪朋未さんが表彰され、第25代赤穂義士娘の酒井由香さんと陳文俐さんが「火災による死者を出さないために住宅用火災警報器を設置しましょう」と“防火宣言”で呼びかけた。
 同市の出初式は1月に千種川河川敷公園で開催されるのが通例。昨年8月の水害で公園の補修が必要となったため「消防記念日」の3月7日まで延期したが、天候により会場を変更して式典のみ行った。
 入団して3年になる塩屋の東秀和さん(48)=第3分団=は「出初式に参加すると気持ちが引き締まる。火災も災害もない年であってほしい」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2010年3月13日(1887号)3面 (9,614,496byte)


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