2010年03月11日
世界平和を願って約1300キロの道のりを歩く「ピースウォークfrom沖縄」
世界平和を呼びかけながら徒歩で東京を目指す「ピースウォークfrom沖縄」の一行が11日、赤穂へ到着。実行委員会代表の日蓮宗僧侶、石橋行受さん(61)=日本山妙法寺、東京都豊島区=が「九条の会・赤穂」(谷中進・呼びかけ人代表)のメンバーと赤穂市役所を表敬訪問した。
石橋さんは昭和52年に東京から広島へ歩いたのを皮切りに、シカゴ−ニューヨークなど約80回に及ぶピースウォークを敢行。5月にニューヨークの国連本部で開かれる「核不拡散条約(NPT)再検討会議」を前に、核廃絶へ向けた機運を高めようと、元日朝に沖縄県の久高島を出発した。
基地問題に揺れる沖縄各地、国内初のプルサーマル発電が行われている長崎・諫早原発、米軍基地拡張の埋め立て工事が進む広島・岩国などに道中立ち寄り、反対や抗議運動を行っている現地の市民と交流してきた。
「環境の大切さ、人の心。現場だからこそ感じられることがある」と石橋さん。「平和を願う気持ちは皆同じ。そうした思いを一本につなぐ道筋になれば」と取り組みの意義を語る。
一行は4月28日に東京到着予定。石橋さんはそのまま渡米し、ニューヨークで核廃絶運動に参加するという。
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掲載紙面(PDF):
2010年3月13日(1887号)4面 (9,614,496byte)
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