2008年03月29日
親子で春植物を探した里山発見講座
季節の食用植物を探す里山発見講座「春を見つけよう」が23日、有年公民館周辺で行われ、親子連れ約20人がゴギョウ、ハコベラなど“春の七草”の採集を楽しんだ。
はさみとナイロン袋、観察用のルーペを持って公民館周辺のあぜ道や土手へ。植物の写真が載った資料を手に草をかき分け、約1時間でナズナ、セリなど七草のうち4種類を見つけた。
採集後は約1・5キロ西の自然共生林「赤穂ふれあいの森」へ車で移動。験行寺の境内で「七草がゆ」と天ぷらに調理し、春の味覚を味わった。
見つからなかった七草のホトケノザは身近な薬草のオオバコで代用し、スズナ、スズシロはスーパーで購入。ヨモギやタンポポも油で揚げ、食後はヒサカキの葉を炒ったお茶で一服した。
親子で参加した尾崎の鈴木夏葉ちゃん(9)はツクシの天ぷらを塩で食べ、「甘くてカリカリしていた」とにっこり。
掲載紙面(PDF):
2008年3月29日(1786・1787号)6面 (13,242,048byte)
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