2010年03月19日
全国JOC水泳での健闘を誓う奥田幹央選手(左)と氏家達也選手
3月27日に東京辰巳国際水泳場で開幕する第32回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会に赤穂SSの奥田幹央選手(14)と氏家達也選手(14)=いずれも赤穂西中2年=が男子Dグループ(13〜14歳の部)に出場する。
奥田選手は200メートル背泳ぎで出場権を得た。自転車転倒による右ひじの骨折から10カ月のブランクを経て昨夏復帰。リハビリ中、我慢して続けたキック練習が泳力向上をもたらした。
100メートルバタフライでエントリーする氏家選手は小5春の初出場以降、標準記録に毎年わずか届かず、悔しい思いをしてきた。腕の入水位置などフォーム改造に取り組み、記録短縮につなげた。
両選手とも同大会出場は2度目。今大会から標準記録が大幅に引き上げられ、中田亨コーチ(36)は「その中での出場は価値が大きい。2人とも将来が楽しみな逸材。この大会を飛躍のきっかけにしてほしい」と期待している。
「しっかりと泳いでベストタイムを更新したい」と奥田選手。氏家選手は「その組で一番になれるよう、順位にこだわりたい」とそれぞれ目標を定めている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2010年3月20日(1888号)3面 (7,925,970byte)
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