2010年04月01日
4月から交付が始まった予防接種の助成券
乳幼児の細菌性髄膜炎を引き起こすヒブ感染症対策として、赤穂市は4月から予防接種費の助成を始めた。市内に住所がある生後2カ月以上5歳未満を対象に5000円を1回助成する。
統計によると、日本国内では年間約600人がヒブ髄膜炎にかかり、約5%が死亡、約25%が神経障害など重い後遺症に苦しんでいるという。
ワクチンは接種開始年齢に応じて1〜4回投与。4回接種の場合は3万円程度の費用がかかる。任意接種のため、これまでは全額自己負担だったが、自治体による助成制度が全国的に拡充する中、兵庫県が今年度から助成額の半分を負担することを決め、赤穂市も制度化した。
市は肺炎球菌の予防接種についても65歳以上を対象に今月から半額程度に相当する4100円を助成する。
いずれも接種前に助成券の交付申請が必要。印鑑持参で保健センターで手続きできる。Tel43・9855。
[ お知らせ ]
掲載紙面(PDF):
2010年4月3日(1890号)4面 (7,884,856byte)
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