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尾崎の山林で女性変死体 本紙記者の通報が端緒

2010年04月05日

  • 遺体発見現場周辺を調べる捜査員=5日午後9時53分

    遺体発見現場周辺を調べる捜査員=5日午後9時53分

 4月5日午後5時35分ごろ、赤穂市尾崎の県道坂越御崎線を車で走行していた本紙記者(22)が首に血が付いた男性を発見し、警察に通報。赤穂署員が男性の話を基に現場近くの山林を捜索したところ、あおむけに倒れた女性の変死体が見つかった。警察は男性が何らかの事情を知っているものとみて慎重に話を聞いている。
 調べでは、男性は神戸市内の無職(59)。死亡していたのは、男性の同居女性(50)とみられ、服を着た状態で目立った外傷はなかった。2人とも4日から5日にかけて家出人届が出ていた。家族らの話では、2人は内縁関係にあったという。
 男性を発見した本紙記者によると、男性は右手に棒を持ち、県道のガードレールにもたれかかるようにして立っていた。首の出血について「がけから落ちた」と話し、衣服から薬品のような異臭が漂っていた。記者は「病院へ行くことを拒み、言動が不審だったため、警察に通報した」と話している。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2010年4月10日(1891号)4面 (8,508,854byte)


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