2010年04月05日
大護摩奉修の会場へ向かう山伏
尾崎の普門寺(藤本恵祐住職)は3日、世界平和と五穀豊穣などを願う「採灯大護摩」を同寺近くの千種川河川敷で行った。
本山修験宗の総本山、京都の聖護院から行者24人を招いて実施した。ほら貝を吹き鳴らしながら同寺から河原までの約500メートルをゆっくりと行進。稚児山伏も後に続いた。
河川敷には縄で張った結界の中にヒバ材などを積んだ護摩壇が組まれ、行者がたいまつで点火。参拝者らはご利益を授かろうと立ち込める白煙に手をかざし、頭や腰をさすった。炎が鎮まると、残り火の上を歩く「火渡り修行」も行われた。
清水町の自営業、森誠さん(40)は長女の彩夏ちゃん(4)が稚児山伏に参加。「元気にすくすくと育ってほしいです」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2010年4月10日(1891号)4面 (8,508,854byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。