2010年04月06日
子どもたちの興味を引いた立体デコレーションケーキ
絞り出したクリームでパンダやクマの形に仕上げる立体デコレーションケーキの製作実演が加里屋の「福井堂赤穂店」でこのほど行われ、一流菓子職人が見事な技を披露した。
立体デコケーキは「子どもたちの目を引く洋菓子を作ろう」と同店プロデューサーのカナダ人パティシエ、クリストファー・マクドナルドさん(39)が4年前に考案。ぬいぐるみのような愛くるしい形がテレビや雑誌で話題を呼び、全国各地からの注文で800台以上売れる月もある人気商品という。
店頭実演は「ケーキが出来上がる様子を子どもたちに見せてあげたい」と実施。親子約50人が見守る中、マクドナルドさんがパンダとクマを2台ずつ作った。
土台となるチョコチップケーキの表面にクリームをチョン、チョンと手絞り。均一の大きさに盛り付けられたホイップがまるで整った毛並みのようになった。パンダは、顔と胴体は白い生クリーム、手足と目、鼻、耳は生チョコ。1体に約40分かけて完成し、観客から「かわいい〜」と声が出た。
母親と一緒に来店した北野中の木戸萌里さん(9)は「どこから食べたらいいのか迷いそう」と出来栄えに感心していた。
実演は4月10日(土)、29日(木・祝)にも行われる。午前10時と午後1時の2回。試食サービスあり。問合せは同店Tel43・8018。
[ イベント ]
掲載紙面(PDF):
2010年4月10日(1891号)4面 (8,508,854byte)
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