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学力テスト 赤穂市は全校実施

2010年04月20日

  • 赤穂市内の全小・中学校で行われた全国学力テスト

    赤穂市内の全小・中学校で行われた全国学力テスト

 文部科学省が今年度から抽出方式に変更した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が20日にあり、赤穂市内では自主的に実施した希望利用校を含め、すべての小・中学校で行われた。
 テストは小学6年生と中学3年生を対象に国語、算数(中学校は数学)の2教科。それぞれ「知識(実生活に不可欠)と「活用」(実生活の様々な場面に活用する力)に分けて出題した。また、一日のテレビ視聴時間や読書時間など生活習慣・学習環境を問う調査も行った。
 同テストは「全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握、分析し、教育施策の改善を図る」ことなどを目的に同省が平成19年度から実施。今年度からは前回までの全員調査を改め、全国約3万2700校のおよそ3割に相当する1万校を抽出する方式に変わった。どの学校が抽出されたかは非公表。
 抽出校以外でも実施した理由について赤穂市教委は「各校が学習の一環として活用し、学習状況を把握するのが目的」とし、希望利用校に採点結果報告は求めない方針。
 採点作業は、抽出校分は国が委託した民間業者が行い、希望利用校は各学校が行う。そのため、「採点基準にばらつきが出て参考にならないのでは」との懸念もある。市教委は来年度以降の実施について、「今年度の結果を踏まえた上で検討したい」と話している。


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掲載紙面(PDF):

2010年4月24日(1893号)3面 (8,512,085byte)


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