2010年04月25日
生物採集などで川に親しんだ「加里屋川アドベンチャー」
赤穂市中心部を流れる二級河川の加里屋川で4月25日、上流から下流まで川沿いに歩くウオーキングイベントがあり、小学生21人が川遊びを楽しみながら約10キロを歩いた。
身近な川への関心や愛着を持ってもらおうと、赤穂青年会議所(JC・横山淳平理事長)が「加里屋川アドベンチャー」と題して主催。中流部のすぐそばに学校がある赤穂小の高学年児童を対象に募集した。
高雄公民館近くにある千種川との分岐点から出発。コース途中に設けられた7カ所の体験ポイントで堰、ため池の見学、シジミ掘りなどを行った。
学校近くの「わかみず公園」横では、スタッフが仕掛けておいたペットボトル製の「もんどり」を川から引き上げた。オイカワ、タナゴ、ドジョウなどが捕れ、ゴールのやなぎ公園で水槽に入れて観察。各ポイントで気付いたことをカードに書き、模造紙大の地図に貼り付けて発表した。
同級生2人で参加した加里屋の丸山莉里さん(10)は「こんなにたくさん魚や生き物がいると思わなかった」と意外そう。上流と下流の水温の違いも体感した。
企画したJC・行政連携委員会の中村友法委員長(34)は「楽しみながら川の仕組みや生態などを学んでもらえてよかった」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2010年5月1日(1894号)4面 (10,798,605byte)
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