2010年04月29日
「尾崎のサクラ名所を守りたい」と植樹する尾崎まちづくり連絡協議会のみなさん
かつて花見でにぎわった地域の名所を復活させようと、尾崎まちづくり連絡協議会(萬代新一郎会長)が4月29日、赤穂八幡宮北の宮山にサクラ苗木を植樹した。
尾崎の歴史に詳しい接骨医の上杉太郎さん(67)によると、尾崎小学校が竣工したのと同じ日の昭和10年5月10日、県道設置に伴い宮山へ移転した戦没者忠魂碑の周囲にサクラを植樹したという。一般に寿命といわれる樹齢50〜60年を過ぎ、枯死するものも。「場所取りでけんかになった」という昭和30年代までのにぎわいも遠ざかって久しい。
この日は副会長の清水卓蔵さん(60)ら5人が市から提供されたソメイヨシノの若木10本を植樹した。メンバーは「尾崎が誇るスポットの一つとして維持できるよう、必要に応じて来年以降も補植したい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2010年5月1日(1894号)4面 (10,798,605byte)
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