2010年05月22日
新作能「河勝」赤穂公演を記念して出演者らが寄せ書きした扁額
9日に約900人の観客を集めて上演された新作能「河勝」の出演者らが寄せ書きした扁額が公演会場だった赤穂市文化会館の1階ロビーに掲げられた。
縦73センチ、横93センチの縁付きヒノキ材に著作者の梅原猛氏をはじめ東儀俊美、大槻文蔵、茂山千之丞ら出演者の計11人が各自の氏名を揮毫。「秦河勝つれづれ」の題名は加里屋の書家、眞殿としみさんが書した。
同公演には市内外から多数来場。坂越ゆかりの伝承を基にした能、河勝の末裔にあたる東儀氏による舞楽が観客を魅了した。
主催した「赤穂市みどりと文化財団」は「豪華な顔ぶれが揃った舞台で古典芸能のすばらしさを堪能してもらえたのでは。扁額は貴重な記念品として展示したい」と話している。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2010年5月22日(1896号)3面 (8,574,489byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。