2008年04月02日
40歳代日本記録保持者の南選手。持ち上げているバーベルは240キロ
ウォーミングアップで145キロを軽々と上げる古城選手
世界大会での活躍が期待される古城選手(左)と南選手。2選手とも胸囲130センチ、腕回り50センチ。
4月16日からスロバキアで開催される第8回世界マスターズベンチプレス選手権大会に赤穂市内のジムで鍛える2選手が出場する。40歳以上の各世代で“力持ち世界一”を決定する同大会で2人の活躍が期待される。
出場するのは、医療法人役員の古城資久選手(49)=125キロ級、若草町=と病院職員の南茂樹選手(43)=110キロ級、倉敷市=。ともに加里屋新町のトレーニングジム「パワーハウス赤穂」で練習している。
ベンチプレスはパワーリフティング競技の一種。ベンチに仰向けに横たわり、バーベルを持った腕を屈伸できるかどうかのシンプルなルールで「誰が一番の力持ちなのか、純粋に勝負できる」(古城選手)競技。3回試技を行い、成功した中の最も重い記録で順位を争う。
昨年12月に神戸市であった全日本選手権で古城選手は215キロを上げて年代別2位、270キロをリフトして年代別日本記録を塗り替えた南選手は3年ぶり2度目の優勝を果たし、日本代表に選出。南選手は若い世代の選手を押さえて総合優勝に輝き、6月の世界選手権(チェコ)にも出場する。
「コンディションを整えて自己ベストを」と古城選手。「持ち上げたときのスッキリとした達成感がたまらない」と話す南選手は「目指すは表彰台。できれば一番高い所を」と“力持ち世界一”を狙っている。
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