2010年05月25日
前線を伴った低気圧で播磨南西部に大雨・洪水警報が発令された5月24日、赤穂市福浦の鳴瀬川河口にある排水機場で、ポンプ2台のうち1台が水位センサーの誤作動で停止。排水が滞り、約800メートル上流で川沿いの市道(入電1号線)が冠水した。
排水機場を管理する市農林水産課によると、ポンプは23日午前11時ごろから地元住民が断続的に2台とも稼動させていたが、24日午前5時40分ごろ、突然1号機がストップしたという。6時ごろに市に一報が入り、メンテナンス契約を結んでいる姫路市内の業者へ連絡。業者が7時40分ごろ現場到着した。整備を経て8時45分に運転を再開したが排水が追いつかず、9時から10時半ごろまで市道が約30メートルにわたって冠水。水かさは3センチほどで車の通行に支障はなかったが、道路面よりも低い農地は水に覆われた。
業者の話では、空回りを防ぐための水位センサーに水あかが付着しており、「電極帯を掃除したら運転可能になった」という。
近くに住む男性は「田畑に作物がない時期でよかった。万一に備えて普段から整備しておく必要があるのでは」と話していた。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2010年5月29日(1897号)3面 (12,125,101byte)
コメント
日頃の定期メンテナンスが疎かにされてるのがわかる出来事ですね。
万一被害が出ていた場合、補償はどうなるのでしょうか?
契約に業者の過失による被害についての条項は設けているのでしょうか?
投稿:ぽこぺん 2010年05月26日
メンテナンス契約を結んでいる姫路市内の業者が2時間後? 市内の業者なら遅くとも1時間で復旧できたのでは! 5時40分に停止して市の職員さんが駆け付けその後 姫路の業者さんに・・・そんな時間ロスでしょうか?
投稿:赤穂びと 2010年05月26日
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