2010年05月29日
母鳥に見守られながら泳ぐコブハクチョウのひな
赤穂城跡公園につがいで生息しているコブハクチョウにひな1羽が生まれた。元気に育っており、親鳥といっしょに水草をついばむ様子を見ることができる。
3月下旬、花見広場の一角に巣作り。4月半ばごろまでに卵を2個産み、5月18日に1羽の誕生が確認できた。残りの1個は孵化活動が止まった中止卵か無精卵の可能性が高い。
昨年も1羽が生まれたが、生後1週間後に行方不明に。無事に成長すれば、5つ子が育った平成19年以来3年ぶりとなる。
産卵後しばらくは、抱卵する母鳥を横目に悠々と池で泳いでいた父鳥だったが、子どもが生まれてからは母子のそばで外敵を警戒。人やカラスが近づくと、羽をバサバサしながら突進して追い払う。
広場を毎日散歩する男性は「生まれてほっとした。散歩の楽しみが増えました」と子育てのじゃまにならないように気遣いながら歩いていた。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2010年5月29日(1897号)1面 (12,125,101byte)
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