赤穂民報

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施設給食で集団食中毒

2010年06月02日

 赤穂健康福祉事務所は6月1日、大津の障害者支援施設で5歳〜61歳の入所者34人に食中毒症状が発症したと発表した。すでに全員快方へ向かっているという。同事務所の調査で2日までに利用者12人と調理従事者1人からサルモネラ属菌が発見された。
 同事務所によると、5月21日以降、複数の入所者が下痢、発熱などを発症。28日に1人の便からサルモネラ属菌が見つかり、同日に同園が届け出た。保管していた19日夕食からも菌が検出されたため、食中毒と断定。調理、提供した給食会社=東大阪市=を1日から2日まで営業停止処分にした。同じ給食を計260人が食べたが、今のところ34人以外に症状はみられないという。
 同事務所は「これから食中毒が発生しやすい季節。手洗いを徹底し、十分加熱するように心がけて」と注意を呼びかけている。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2010年6月5日(1898号)4面 (9,574,640byte)


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