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大切な本を手軽に修繕

2010年06月03日

  • 図書館司書から本の修理を教わった「早かごセミナー」

    図書館司書から本の修理を教わった「早かごセミナー」

 傷んだ本の補修方法を教えるセミナー「やってみよう! 本の修理」が2日、加里屋のあけぼの幼稚園であり、親子教室の母親ら約10人が自宅から絵本などを持ち寄って参加した。
 赤穂市職員が自課の業務分野について市民に紹介する「早かごセミナー」に今春新たに加わったメニューの一つ。図書館から司書2人が訪問した。
 経年劣化しない無色透明のテープやシールを使い、破れたページや背表紙を修復した。中綴じが外れかかっているものは水で薄めた木工用ボンドを竹串で塗って接着。園の本棚にある絵本を含めて45冊を治した。
 中広の松尾直美さん(37)はページがばらばらになりかけていた絵本を修繕。「子どものお気に入りの絵本。これで大きくページを開いて読んであげられます」と話していた。
 「早かごセミナー」は今年7年目で全79メニュー。市内の10人以上の団体から申し込みがあれば無料で実施する。窓口は市民対話室Tel43・6818


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2010年6月5日(1898号)3面 (9,574,640byte)


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