2010年06月04日
開店を前に商店街の人たちと話し合う学生たち
関西福祉大生が5年前に商店街の空き店舗を活用して花岳寺通りにオープンした「大福。」が今年も6月5日(土)から営業を開始する。学生たちが赤穂産野菜や授産品などを販売する元気な声が響きそうだ。営業時間は午前9時〜午後1時。
同店は商学連携のモデル事業を目指して平成18年、花岳寺の東約70メートルにある空き店舗で開設した。「くらしと経済」が研究テーマの溝端剛ゼミで学ぶ社会福祉学部2回生が交替で店番。昨年度からは商工会議所から運営資金の補助を受けている。
ゼミ生は毎年入れ替わるため、今年度も新2回生が4月から運営方法などを協議。昨年同様、土・日・祝日に店開きし、夏休み中は毎日営業(お盆休みを除く)することとした。
オープンを前に行った商店街との打合せでは、「“和み”をテーマにくつろげるカフェスペースを設けたい」「赤穂の特産品を使った名物メニューを考えては」といったアイデアが出た。土曜夜店など商店街イベントについても協力していく予定で、ゼミ生の一人、塩谷若子さん(19)=姫路市=は「子どもから高齢者まで気軽に立ち寄ってもらえる楽しいお店にしたい」と意気込んでいる。
掲載紙面(PDF):
2010年6月5日(1898号)3面 (9,574,640byte)
コメント
若さの注入は、街の活性につながります。経験値を増やし立派な社会人の足がかりにしてください。
期待してます。
投稿:頑張ってください。 2010年06月04日
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