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個人初の全日本学生剣道へ

2010年06月12日

  • 関西福祉大勢として初めて個人戦で全日本学生選手権へ出場する疋田、荒砂両選手

    関西福祉大勢として初めて個人戦で全日本学生選手権へ出場する疋田、荒砂両選手

 学生剣士日本一の座を争う全日本学生剣道選手権大会(7月3・4日、日本武道館)に、関西福祉大から男子の疋田孝治選手と女子の荒砂文野香選手=いずれも社会福祉学部4年、21歳=が出場する。同大会への出場は男女とも創部以降初めて。2人は「支えてくれている方々への感謝を忘れず、一戦一戦大切に戦う」と大会へ向けて稽古を積んでいる。
 同部は平成9年の開学と同時に設立。学生時代に団体で全国制覇、個人準優勝の経歴を持つ岩本哲也師範(55)=加里屋南=の指導で力をつけてきた。団体では全国大会に女子が過去4度出場、男子も一昨年に念願の初出場を果たしたが、個人での出場は有名私学の壁に阻まれてきた。
 全国への切符をかけた関西学生選手権は5月に行われ、疋田選手は持ち味の攻撃的な剣道でベスト32へ進出。荒砂選手は上段から振り下ろす得意のメンが冴えて16強入り。両選手とも関関同立の伝統校に所属する選手を打ち破り、出場権を獲得した。
 今春男女計13人の新入部員が加入し、部員数は過去最多の36人に。週2日は赤穂剣道連盟の稽古場に出向き、高段者の胸を借りる。岩本師範は「全体の底上げが今回の全国大会出場につながった。部の代表としてがんばってほしい」と健闘を期待する。
 「練習で培ったことを出し切って、一試合でも多くやりたい」と疋田選手。荒砂選手は「全国大会でも自分のスタイルを崩さず、初戦を大事に」と抱負を話している。


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掲載紙面(PDF):

2010年6月12日(1899号) (11,007,588byte)


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コメント

早速記事として取り上げていただき,心より感謝いたします.学生にとっても励みになります.今後ともよろしくお願いいたします.

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投稿:関西福祉大学剣道部(服部伸一) 2010年06月13日


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