2010年06月20日
古式に則って行われた「お田植祭」
五穀豊穣を願う神事「お田植祭」が20日、加里屋西沖の大石神社斉田で行われ、衣装をつけた「早乙女」や「田男」らが古式ゆかしく苗を植えた。
「コメを大切に思う気持ち、稲作文化を継承する機会に」と同神社が平成16年に復活し7年目。今年も関西福祉大の女子学生10人が菅笠と着物で早乙女に扮した。
巫女が神楽を舞う前で田んぼの端に一列に並び、太鼓の合図で苗を植え進んだ。大勢のアマチュアカメラマンがレンズを向け、途中からは見物の親子連れらも田植えに加わった。
早乙女の一人、同大社会福祉学部2年の伊藤彩華さん(19)=黒崎町=は「実家の田植えを手伝ったみたいで楽しかった。おいしいお米に実ってほしい」と話していた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号)3面 (9,181,801byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。