2010年06月22日
県民体育大会で優勝し、県代表メンバーとして国体出場を目指す山本雄大選手
第64回兵庫県民体育大会を兼ねた柔道の県体重別選手権が20日に姫路市の県立武道館で行われ、赤穂高校3年の山本雄大選手(17)が少年男子73キロ級を制した。山本選手は大会優勝者で構成する県代表の一員として国体出場を目指す。
今月5日の県総体は66キロ級で3位。惜しくもインターハイ出場を逃し、今大会にかける思いがあった。
県総体の7階級から5階級に絞って実施されるため、一つ重いクラスでの出場となったが、「減量を気にせず、しっかり練習できた」と前向きに考えた。
初戦は開始20秒、内またで一本。その後も攻めの姿勢で勝ち星を重ねた。決勝は県総体で苦杯をなめた相手。「前へ出る柔道」を貫き、ポイントこそ奪えなかったものの、3−0の判定勝ちで雪辱した。
県レベルの大会での優勝は中1の学年別大会以来。「うれしいの一言。県代表になれることも自分にとっては自信になる」と素直に喜んだ。
「絶対に練習をおろそかにしない」と評価する田中知行監督(24)は「これに甘んじず、さらなる上を目指してほしい」とエール。山本選手も「組み手で優位に立つためにパワーを強化したい」と新たな課題を見つけている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号)1面 (9,181,801byte)
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