2010年06月23日
回収ごみを題材にした講話を聴く子どもたち
身近な海を自分たちの手できれいにしようと、御崎の赤穂海浜公園南の唐船海岸で20日、一般参加による清掃活動が行われた。
「ビーチクリーン大作戦2010」と題し、環境団体、企業、行政などでつくる「あこう播磨灘の里海づくり実行委員会」の呼びかけに親子連れなど約110人が参加した。ペットボトルや空き缶など海辺に漂着した大量のごみを回収。正保橋町の小学4年、宮川起実君(9)は「きれいな海になってほしいから、いっぱい拾いました」とごみ袋を一杯にした。
拾ったごみを題材に、NPO法人「たじま海の学校」の松本ひろこ副代表(41)=香美町=が講話。集まった子どもたちに「ごみは一体どこから来たのかな」と質問を投げかけ、「ごみを拾うだけでなく、減らすことも大切。みんなの言葉で家族や友達に伝えてね」と話した。
会場には、顕微鏡を使ったプランクトン観察、海の生き物に触れるタッチプールなどの体験コーナーも。子どもたちはタコやアナゴの感触に大はしゃぎだった。
[ ボランティア ]
掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号)4面 (9,181,801byte)
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