2010年06月24日
子どもの想像力を高める遊び方を学んだ講習会
親子が触れ合う楽しさや大切さを実感する講習会が24日、鷏和の赤穂西幼稚園(笠原裕子園長)であり、親子約30組がわらべ歌遊びや絵本の読み語りを楽しんだ。
同園では、週1回はテレビを見ない日を設ける「ノー・テレビデー運動」を提唱。家庭でもできる遊び方を知ってもらおうと、わらべ歌や絵本に詳しい岡崎義子さん=梶原ピッコロ保育園理事=を講師に招いた。
歌のリズムに合わせて親子や園児同士で手をつないだり、輪になったり。道具を使わずに大人も子どもも笑顔になった。絵本の読み聞かせでは、岡崎さんがやさしく静かな語りでめくるページに子どもの視線が集中した。
「すべてを見せてしまうテレビではなく、ページに描かれていない部分に思いを巡らせるところに絵本のすばらしさがある」と岡崎さん。「触れ合い遊びや絵本で幼いころに想像力や感性を育んであげて」と勧めた。
3児を育てる福浦の小林倫子さん(38)は「教わった方法で子どもと遊ぶ時間を増やします」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2010年6月26日(1901号)4面 (9,181,801byte)
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