イノシシ被害乗り越えカブトムシ園
2010年07月16日
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今季も元気に育ったカブトムシ
カブトムシと触れ合える有年横尾の自然観察施設「かぶ〜ん うね」が７月１８日（日）に開場。ドーム状にネットを張った雑木林約１０アールにおよそ６００匹を常時放し飼いにし、７月下旬まで午前１０時〜午後５時にオープンする。
同施設は住民らでつくる「赤穂ふれあいの森管理組合」（平田源也組合長）が市から管理を委託され、平成１１年から毎年夏季限定でオープン。子どもたちが大好きなカブトムシを間近に観察でき、人気を集めている。
昨年１１月以降、数度にわたってイノシシに施設を荒らされ、被害に遭った幼虫は合計約１５００匹に上った。一時は開園が危ぶまれたが、市がフェンスを設置して防御。地区内のカブトムシ愛好家からも成虫の提供を受け、例年の１週間遅れで１２年目のシーズンを迎える。
関係者らは「開園できることになってホッとしている」と胸をなでおろし、「ツヤもあり元気がいい。子どもたちを楽しませてくれれば」と開園に向けた準備に汗を流している。
初日は市内の幼稚園児を招いて午前９時から開園セレモニー。くす玉開きや餅まきで祝い、子ども対象の宝探しゲームを行う。
施設管理協力金として１００円（３歳以上）。１８日に限り、正午まで入場無料とする。同組合Tel０９０・８９３２・８３８７（平田さん）。
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掲載紙面（PDF）：
2010年7月17日(1904号)4面 (11,625,741byte)
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