2010年07月28日
異国の地で友情が生まれた韓国人学生のコンさん(左)とチャンさん
別々に来日して自転車旅行を楽しんでいる韓国の男子学生2人が28日、赤穂で遭遇。“同好の士”と意気投合し、丸山海岸でキャンプを張った。
異国の地で偶然出会ったのは、アンサン市のコン・キョンワンさん(26)とソウル市のチャン・インチェさん(22)。ともに大学生で夏休みを利用して来日。愛用のマウンテンバイクに荷物とテントを積み、約1カ月間の予定で野宿旅行中だった。
コンさんは今月6日に名古屋空港に降り立ち、伊豆半島などを周遊してから北九州空港まで西進中。18日に北九州空港に着いたチャンさんは反対に東京を目指している。新田の国道250号を互いに反対方向から走ってくる相手に声を掛け合い、同胞とわかってさらに打ち解けた。
2人は予定を変更して赤穂で一泊。2人は「こんな偶然があるとは。赤穂は思い出の地になった」と固い握手を交わしていた。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2010年7月31日(1906号)2面 (3,314,364byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。