2010年08月01日
高さ6メートル以上に伸びたアオノリュウゼツラン
珍しいアオノリュウゼツランの花
数十年に一度しか花をつけないといわれる「アオノリュウゼツラン」が御崎の赤穂海浜公園で開花した。お盆のころまで見ることができるそうで、同公園は「珍しい花を見に、ぜひ来園を」と呼びかけている。
テキーラの原料として知られるメキシコ原産の常緑多年草。昭和62年の開園時から公園西寄りの赤穂砂丘近くで約30株が植栽されている。
公園職員によると、6月初旬から一日数十センチずつ花茎が伸び、高さ約6・5メートルに。7月29日、房状のつぼみから小さな黄色い花が咲いているのが確認できた。
“1世紀に一度花が咲く”との意味で「センチュリープラント」とも呼ばれるが、同公園での開化は2年ぶり4度目とハイペース。職員は「砂丘近くは水も少なく周りに比べて過酷な環境。子孫を残そうと花を咲かせているのでは」と推測している。
[ 街ネタ ]
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。