赤穂民報

メニュー 検索

思い出つまった人形と惜別

2008年04月06日

  • 大石神社で行われた人形供養祭

    大石神社で行われた人形供養祭

 使われなくなった人形やぬいぐるみを慰霊する「人形供養祭」が6日、上仮屋の大石神社で行われた。
 「大切な人形をきちんと見送る機会を」と同神社が昭和61年から毎年実施し、今回で23回目。今年は市内をはじめ姫路、大阪などから約3000体が寄せられた。
 納められた人形を祭壇に並べ、神職が祝詞を奏上。納めた人の名前を一人ずつ読み上げて供養した。
 明石市の小松俊治さん(74)は長女の初節句に義父が買ってくれた7段飾りのひな人形を夫婦で持参。孫が男の子で飾る機会がなく、ここ数年は押入れにしまったままになっていたという。「娘も無事に成長し、孫も生まれた。見守ってくれてありがとう」と思い出深い人形に感謝していた。


社会文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2008年4月12日(1790号)4面 (7,906,666byte)


赤穂市で土地をお探しの方

コメント

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

取材依頼・情報提供 | 個人情報保護方針 | 著作権 | リンク | 会社概要