2010年08月04日
白とブルーの光でメッセージを表した「ペットボトル・アーケード」
環境にやさしい行動を光の文字で呼びかける長さ約40メートルの「ペットボトル・アーケード」が中広の千種川河川敷に設置され、4日に試験点灯が行われた。LED電球でかたどられた「未来のためにWE〓EARTH」(〓はハート)などのメッセージが夏の夜に輝いた。8月7日(土)に開催される「第40回市民の夕べ」で午後6時半から9時に点灯される。
赤穂青年会議所(JC・横山淳平理事長、47人)が設営。ペットボトルの空き容器約460本をつないだパネル(縦2・6メートル、横2・7メートル)28枚を山形に組み合わせて三角トンネルに。パネル1枚につき1文字を白とブルーのLED電球でかたどった。
文字の部分にあたるペットボトルは子どもたちのメッセージカード入り。「ごみを捨てない」「森を大切にする」など、市内の幼児から中学生まで4201人から寄せられた“地球との約束”を読むことができる。
使用したペットボトルの総数は約1万2800本、電球は約2万1600球。約1カ月間かけて組み立てた。企画したJC・環境経営委員会の籠谷耕次委員長(31)は「環境にやさしい取り組みを親子いっしょに考えてもらうきっかけになれば」と話している。
「第40回市民の夕べ」は中広の千種川河川敷を主会場に開催。盆踊り広場は午後6時から。花火は7時45分から1時間で2500発を打ち上げる。交通公園周辺では、5時半から「でえしょん広場」が開幕。赤穂商工会議所がペットボトルのキャップで制作した巨大モザイク画(縦3・6メートル、横5・4メートル)を展示する。また、文化会館では午後1時から小ホールで「サマーミュージックフェスティバル2010」。4時から6時半まで和室で浴衣の無料着付けサービスがある。
掲載紙面(PDF):
2010年8月7日(1907号)1面 (8,911,592byte)
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