2010年08月08日
子どもたちの創意工夫や好奇心を育んだ科学実験
夏休み科学実験教室「サイエンス寺子屋」が8日、御崎の赤穂市立海洋科学館(中村隆紀館長)であり、200人を超える小学生が物理や化学の原理を応用した工作を楽しんだ。
「実験や観察を通して科学の眼を養ってもらおう」と今年4回目。紅茶を電解液に活用した燃料電池、洗濯のりにナトリウム溶液を混ぜたスライム作りなど7種類のプログラムを用意した。
三樋町の小学6年、椎葉鉄平君(12)は筒状に丸めた紙を投げて距離を競う「ジャイロ飛ばし大会」に出場。縁を固定するテープを二重にして約20メートル先まで飛ばし、「工夫したら、まっすぐ飛ぶようになった」と、してやったりの表情だった。
スタッフを務めたのは市内小中高の教諭や同館の運営協力員のほか、赤穂高校の生徒ボランティア。総勢約40人が手分けして各ブースを受け持ち、次々と巡ってくる子どもたちに丁寧に指導していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2010年9月4日(1910号)3面 (10,110,203byte)
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