2010年08月24日
ジュースの糖分を計測した商品テスト体験学習会
赤穂市消費者協会(中村文代会長)は23日、清涼飲料水に含まれる糖分量を調べる「商品テスト体験学習会」を開いた。
身近に出回っている清涼飲料水にどれだけの砂糖が入っているのか知ってもらおうと、生活科学総合センターの協力で開催。市内小学生約20人が手持ち式糖度計を使ってジュース、果汁飲料など約30種類について検査した。
砂糖の濃度によって、液体を通過する光の屈折率が異なる原理を利用して測定する仕組み。試料液を垂らしてスコープをのぞくと、100ミリリットル当たりの糖分量が目盛り表示された。テストの結果、最も多量の砂糖が入っていたのは国内メーカーのミックスジュースで500ミリリットル当たりスティックシュガー5グラム約14本分。また、スポーツドリンクの3倍以上の糖分を含んだ果汁100%ジュースもあった。
「炭酸飲料が一番多いのでは」と予想していた山根早瑛さん(10)=加里屋=は結果を意外に感じながら熱心にメモ。同協会は「知らず知らずのうちに砂糖を取り過ぎて肥満や虫歯にならないように気をつけて」と話していた。
掲載紙面(PDF):
2010年9月4日(1910号)3面 (10,110,203byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。