赤穂民報

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豪雨被害の運動施設が復旧

2010年08月25日

  • 災害復旧整備が完了し、使用可能となった中広のサッカー場

    災害復旧整備が完了し、使用可能となった中広のサッカー場

 昨年8月の県西北部豪雨で被害を受けた千種川河川敷緑地運動施設の復旧工事がこのほど完了。すべての施設で供用が再開された。
 赤穂市内では水害をもたらした台風9号による人や家屋の被害はなかったが、高野から中広にかけて千種川河川敷に点在する野球場、ゲートボール場など26施設が水没。グラウンドの土砂やサッカーゴール、簡易トイレが流失し、使用できなくなった。
 施設を管理する赤穂市公園施設管理協会(現・赤穂市文化とみどり財団)は被災翌月から復旧に着手。凸凹になった地面に土を入れて備品も再購入し、整備出来た施設から順次供用を再開した。今年5月末まで25施設の整備を終え、芝生養生の遅れで唯一残っていた中広サッカー場も8月16日から使用可となった。事業費約1700万円の3分の2は国の「公共施設災害復旧事業」の補助を受けた。
 これらの施設は使用料が無料。少年野球やターゲットバードゴルフの大会会場にも使われ、被災前は年間約3万5000人が利用していた。同財団は「市民の皆様には迷惑をお掛けしましたが、元通りになったので以前のように利用してもらえれば」と話している。


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掲載紙面(PDF):

2010年8月28日(1909号)4面 (10,305,772byte)


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