2010年08月28日
2市1町の画家や書家を紹介する特集展示
赤穂市、備前市、上郡町を代表する文化人の書画を特集展示する「東備西播定住自立圏ゆかりの画家・書家たち」が御崎の赤穂市立美術工芸館・田淵記念館(宮本喜彦館長)で25日から始まった。「圏域が誇る先人の足跡を確かめてもらえれば」と鑑賞を呼びかけている。10月18日(月)まで。
赤穂生まれの日本画家で幕末期に活躍した長安周得、備前市や京都に多くの門人を抱えた書家の武元登々庵、上郡に暮らして江戸時代の播磨歌壇で活躍した長治祐義など3市町が輩出した文化人13人の作品を集めた。
上郡出身の西洋軍学者、大鳥圭介が戊辰戦争中に書した七言絶句「五稜郭」、和気郡穂浪(現備前市穂浪)に生まれ、近代画壇に足跡を残した正宗得三郎の南画「山岳画」など。9月29日(水)に一部展示替えし、計74点を紹介する。
午前9時〜午後5時、火曜休館。入館料は大人200円、小・中学生100円。9月19日(日)と10月10日(日)の午後2時から学芸員による展示説明会がある。Tel42・0520。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2010年8月28日(1909号)1面 (10,305,772byte)
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