2010年09月01日
議場中央に設けられた質問席。奥のモニターに残り時間が表示される
赤穂市議会の平成22年第3回定例会は9月7日(火)、23日間の会期で開会する。今回から一般質問の際に議員と市理事が小刻みに問答する「一問一答方式」が導入される。
「一問一答方式」は議会活性化の一手段として県内29市中15市がすでに導入。赤穂市議会も今年1月に9月定例会からの実施を決めた。質問議員は従来の「一括方式」(質問回数3回までで時間無制限)と好きな方を選択できる。
一議員に与えられる持ち時間は30分。質問している間、議場壁面にモニター表示される残り時間が分単位で減っていく。残り1分を切ると、秒表示になって文字の色が緑から黄色に変わる。制限時間を越えて質問を続けようとした場合は議長が制止するという。理事者の答弁中は残り時間は減らされない。
新方式について、議員の間では「材料を豊富に準備していないと、質問が甘いと見られる」「込み入った問題を追及する場合は時間制限のない従来方式が得策」など、それぞれ思惑があるようだ。
9月議会の日程は次のとおり。一般質問は27日と28日に行われる。いずれも午前9時半開会。
▽7日(火)=本会議(説明)
▽10日(金)=同(質疑、委員会付託)
▽13日(月)=民生生活委員会
▽14日(火)=建設水道委員会
▽15日(水)=総務文教委員会
▽27日(月)=本会議(一般質問)
▽28日(火)=本会議(一般質問、委員長報告、質疑、討論、表決)
▽29日(水)=予備日
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2010年9月4日(1910号)1面 (10,110,203byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。