2010年09月06日
情緒豊かな坂越を楽しむ町歩きイベント
昔懐かしい紙芝居屋に扮した観光ガイドが無料で地域の歴史や名所を紹介する「SAKOSHI町歩き」が5日にあり、JR坂越駅から大避神社まで約1・8キロを巡った。
案内役は今年4月から月1回、加里屋地区で観光案内を実施していた赤穂玩具博物館館長の鈴原義経さん(37)=上仮屋北=。白壁や格子など伝統的な町並みで近年観光人気が高まっている坂越地区に今月から場所を移した。
鈴原さんはレトロな藍染めの前掛けを着け、唐草模様の風呂敷をマントに羽織ったいでたちで自転車を押して登場。加里屋地区で行っていたときと同じく、特技を活かした漫画調ガイドブック(A4判22ページ)を参加者に配り、モニュメントが復元されている木戸門跡、かつて銀行だった坂越まち並み館などを見学した。
子どもに海を見せようと来穂した小野市の県職員、琵琶明彦さん(47)は「最初は変わった格好に驚いたが、楽しく案内してもらえた。また家族全員で来たい」と話していた。
当面の間、毎月第1日曜日に続ける予定。午前10時36分着の新快速に合わせて出発する。雨天中止。問合せは同博物館Tel45・7778。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2010年10月9日(1915号)4面 (11,715,097byte)
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