2010年09月13日
収穫が待ち遠しいピーマンの苗植え
野菜栽培を通して思いやりの心を育もうと、坂越小学校と有年小学校でこのほど、4年生児童が学校菜園にピーマン苗を植えた。
昨年に続いて2年目で、今年もJA宮崎経済連が苗を無償提供。子どもたちが高さ約30センチに育った「宮崎グリーン」の苗を1人1本ずつ植え、支柱で固定した。上手に育てれば10月下旬に1苗当たり20個以上が収穫できるといい、坂越小の丸尾百花さん(9)は「何個なるか楽しみ」とじょうろで水をあげていた。
農林水産省の統計によると、宮崎県は都道府県別のピーマン収穫量で全国2位。平成16年以来となる日本一奪回を目指し、全国各地で積極的なPR活動を行っている。
口蹄疫被害で畜産業が危機的な状況に陥った宮崎だが、野菜の生産、出荷には大きな影響はなし。JA宮崎の職員は「これから晩秋にかけてピーマンがおいしくなる季節。ぜひ宮崎県産を味わって」と話していた。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2010年9月18日(1912号)4面 (6,522,822byte)
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