2008年04月10日
市介護支援専門員連絡協議会の設立総会
ケアマネージャーの資質向上と連携を図ろうと、赤穂市介護支援専門員連絡協議会が10日発足。市内在勤または在住の介護支援専門員のほぼ全員が登録した。
赤穂市内の介護支援専門員はこれまで市介護保険関連事業者協議会の居宅部会に所属していたが、昨年7月に同協議会が発展的解散。その翌月に専門員有志が受け皿となる組織づくりのための設立準備委員会を立ち上げた。
総合福祉会館で行われた設立総会では会則と役員を決定。研修と広報の2部会を設置し、平成20年度事業計画・予算案を承認した。国や県レベルの団体には属さず、独自に情報交換を含めた研修会を年3〜4回催し、福祉イベントで専門員の役割をPR。運営費は主として会員の会費でまかなう。会員数は73人。
会長に選任された津村文洋・デイサービスセンターやすらぎ施設長は「高齢者にとっては、みなさんが立てるケアプランが人生設計そのもの。赤穂の介護を支えているという自覚を持って主体的に参画を」とあいさつした。
市によると、赤穂市内で介護または支援を必要としている人は在宅、施設利用を合わせて約1300人。同協議会は「利用者へのよりよい支援を行うための職能団体として基盤を強化していきたい」としている。
役員は次のみなさん。任期は2年。敬称略。
▽会長=津村文洋▽副会長=近平健一、今井和子▽理事=蛯原靖子、出口哲也、名田勝実、小林睦生、高橋美穂、大田みちえ、濱田佳子▽監事=坂本由規子、中西幸平
[ 社会 ]
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