2010年09月25日
近畿ユース陸上で3位入賞した大薗拓未選手
2府4県の上位選手が学年別で競う陸上の近畿高校ユース対校選手権が20日まで京都市の西京極陸上競技場で行われ、赤穂高の大薗拓未選手(17)が2年男子110メートルHで3位に入賞した。大薗選手は「来夏のインターハイ出場が目標」とさらなる飛躍を誓っている。
大薗選手は2着までが確実に通過できる予選で3着。最終ハードルの着地でバランスを崩したのが響いた。記録順で拾われた決勝は最内の1レーン。「かえって自分の走りに集中できる」と前向きにレースに臨んだことが好結果を生んだ。
「夏場の疲れが腰にたまり、十分な準備ができない状態だった」が、15秒27のタイムは自己ベスト。学校記録も100分の4秒塗り替えた。西脇泰司監督(46)は「いろんな人からのアドバイスを活用できる頭のよい選手。学校の成績も学年トップで部活動と学業の両立を実践している」と評価する。
大薗選手は「近畿ユース3位は今の力としては上出来」と納得しながらも、「これで満足したらインターハイには行けない。どのレースでも『自分らしい』走りができるように安定感を高めたい」と課題を見据えている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2010年9月25日(1913号)1面 (8,806,866byte)
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